共謀罪というのが成立したら大変だ。

http://amaki.cc/bn/Fx.exe?Parm=ns0040!NSColumnT&Init=CALL&SYSKEY=0085
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E8%AC%80%E7%BD%AA
http://www.shobunsha.co.jp/html/sinkan/2k5-06-03t.html
http://www.asyura2.com/0505/senkyo10/msg/202.html (阿修羅久しぶりに見た)

「組織的な犯罪の共謀罪
wikiからコピペ

  • 日本国政府をはじめとする共謀罪の創設に賛同する見解は、共謀の対象となる犯罪が重大な犯罪に限定されている、組織的な殺人等の予備(本法6条)は共謀罪と同様の組織性を要件として処罰を加重しているが、暴力団等の組織的な犯罪集団の構成員にのみ適用されている、居酒屋で個人的に意気投合した程度では特定の犯罪が実行される危険性のある合意に当たらず共謀とはいえないから私生活上の自由を制約するはずがないなどと反論している。>
  • 共謀罪の創設に批判的な見解は、労働組合の闘争計画の立案や市民団体の各種抗議行動の立案などが組織的な威力業務妨害の共謀とされるなどして集会・結社・表現の自由を制約してしまうとか、居酒屋でそりの合わない上司を叩きのめしてやりたいなどと冗談を言って憂さを晴らせば組織的な傷害の共謀とされるなどして私生活上の自由を制約してしまうなどと主張する。>

あれ? じゃあ、こういうのはどうだろう?
たとえば架空の物語として「天皇の拉致は可能かどうか?」という題材で語り合うサイト(掲示板・箱庭系コミュ)があったとしよう。その場で議論した者たちで一応合意があった場合(あ、その作戦イケるね! やったー! 拉致拉致!! とか盛り上がった場合)に、その罪は適応されるのかどうかというとこだよな。
今の状況だとサーバーを借りている場合、そのサーバー会社はユーザーの情報を差し出さなければならないようになるんじゃないかと思うし、それが組織的な傷害の共謀でないとどう説明できるだろうか? 果たしてそれは「犯罪」か? 「謀議」なのか? 組織的ではないとはいえないし、実行しなければ罪ではないというある種の倫理規定を強制的に侵害するようにはならないのか?

天皇拉致」じゃなくても「原発爆破」でもいい。可能かどうかと語り合うことは「罪」なのか?
物語としても「犯罪」と現実に起こしてしまう「犯罪」との乖離をどこに第三者/権力が認めるのか?

イギリスのテロがあったからこそ、要注目の懸案だと思う。