行ってきました。
31にしてはじめて行ってきました。コミケ。
初参加の感想は「疲れた」です。昼から行ったのに、すげー疲れた。
つうかエロの祭典(らしい)けど、エロモノ買わず。マジで。単に買い逃したともいうけど。
全くカタログも買わず、ただめくらめっぽうに歩いてきた。特に目当てはなかったので、ふらふらと。歩き回ってたら、エロの奥に文章系の一群が。そこでしばらく居たらいろいろ買ってしまった。。
とりあえず
・波状言論増刊号 「美少女ゲームの臨界点」GET
http://d.hatena.ne.jp/hazuma/
・「メイド哲学論考」東大メイド研究会。
岩波のカバーを模してるのがいいので思わず買った。
http://www45.tok2.com/home/maid/
・押井本「イノセンスとその周辺」
http://www.yk.rim.or.jp/~h_okuda/wwf/index.htm
・「ギャルオロジィ<「萌え」とは何か?><メイド記号の「萌え表象」>」
http://member.nifty.ne.jp/maita/g-party/
・ザムダ12号
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/3488/
・「さらば青山ブックセンター」文学フリマ事務局代表・望月さん
たまたま今朝慌てて参加申し込みをした所でした。
http://bungaku.webin.jp/diary.html
といういかにも、東、大塚、押井の周辺というサークル(ザムダは違うようだ)本を手にしてしまって帰りの電車で、自分がイヤになりました。せっかくならエロゲーとか買えばいいのに、とか思った。
つうか、初参加の感想なんですが、エロが溢れてるんですが、逆に溢れ返り過ぎて凄い平板化した印象があった。シュミラークル(だっけ?用語覚えられない<泣)とかいう言説の意味も分かる。コピーのコピーがコピーを増殖させてゆくというあれだ。何かを見れば何かを思い出す。それらの記号に対しての受容回路がこちら側にないというか、それは一種通りすぎた風景として15年前にあるので、たとえば15歳の頃にあの場に居れば全く人生は違ってただろうとも思えるのだが、既にコピーではなくオリジナルを目指してゆくという過程にあれば、既視感と郷愁を感じざるを得ない。それは悪くない感じだし、やもすればオリジナルという意味は一体なんなのだと問いかけもするだろう。あらゆるものはコピーから生まれる。ならば。。。と考えてるうちに、上のような本を買ってしまったと言う訳だ。
割に面白かったと言えば言い訳のようだけど、思ったより抵抗はなかったので良かった。
でもさ、8ページとか16ページのエロマンガを読み終えるスピードと抜きにかかるスピードとどっちが早いのだろう?有名なサークルのはやがて流出して見えるじゃないか、とも思わないでもなかったりして。いや、1万円かけて本を漁るなら風俗行った方が・・・とか思ったりするのは、きっと間違いなのだろう。
論系では「萌え」についての論考が目についたので「萌え」論を買った。
2〜3時間ぐらいで会場を出て、豊洲まで歩きました。
豊洲までの閑散とした埋め立て地の真ん中の道から、住宅地に出てジャスコとかが見えてきたらちょっとがっかりした感じがした。都会なのに、なんにもない倉庫と埋め立て地の風景がとても良かった。
故あってアート情報チェック