クリス・ロビンソン

のソロアルバムをやっと買う。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=755791&GOODS_SORT_CD=101
90年代初期にデビューして、イナタイ懐かしいサウンドで往年のロックファンを虜にしたブラック・クロウズが解散して、そのボーカルであったクリス・ロビンソンのソロ作2段。
このボーカルがスティーブマリオットより自然体で、なお濃さがあるようなすばらしいボーカルで、大好きなんだよな。ムッチャすっきゃねん。マジで。
ソロ1作目は楽曲が練れてなくてなんだかなあ、という感じで面白くなかったんだけど、2ndはかなりカッコイイ。往年のブラック・クロウズをもっと純化した感じで、じっくり聴ける。
うーん、素直に嬉しいアルバムだ。
ブラッククロウズのディスコグラフィーhttp://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfSearchResults.jsp?keyword=ArtistId&SEARCH_GENRE=ALL&entry=195930&GOODS_SORT_CD=101
つうかね、プライマルスクリームが星条旗のロックアルバムを作ったのは、ブラッククロウズの成功があったからだよ。当時、プライマルスクリームのロックアルバムは偽物か本物かみたいな論争があって、結局、音楽性というのは変化することが時代の流れとして必然のように持ち上げられたけど、それって根っこがないというのではないのか?という問いを忘れた問いではないのか。何故音楽をやるのかという必然は音楽と一体になることではなく、音楽をコントロールすることに変化するという、いわゆる転換期だったのではないかと思ったりする。だからこそプライマルスクリームは今の地位を作ったのだが、果たしてそれはプライマルにとっては幸福だったが、他のバンドにとっては幸福なことだったか?たとえばレディオヘッドとかね。
僕は個人的にプライマルスクリームのロックアルバムが、音楽をプロジェクトに転換させた契機だと思うんだけど、どうだろうか?