ミニ小説

君が眠っている姿をみていたら

すやすや吐息がまるで静かな湖畔に立たずんだときのような感情を抱かせる。ねえ。いつまで寝てるの? そろそろ起きないと仕事に間に合わなくなってしまうよ。朝は短いし夜も短いのだから。君がそうして眠っている間にいろんなことが過ぎ去ってしまうよ。 で…