珈琲時光

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飛び込みでタイミングがあったので観た。

侯孝賢監督。
『悲情城市』は凄かったんだよなあ。あの赤い画面。
＜タイトルの『珈琲時光』は「気持ちを落ち着け、心をリセットし、これからのことを見つめるためのひととき」を意味している。＞だそうです。

小さな破綻はあるけど、よくできてる。ロケが都内なんでいろんな場所がでてたんだけど、カットが日本人だとそうは撮らないだろうという感じで構図が面白い。お茶の水の駅を俯瞰して撮った画面は、最小で最大のカットに違いない。凄い。
あと、テーマの消化はさすがだ。一青窈、ちょっと歩き方が変。浅野はやっぱ絵になる。それよりもハスミシゲヒコがどこに出てたんだ。印象に残ってないぞ。
相対的によくできてた。盛り上がりも何もないが。